Fabbrica Italiana Sintetici（ファブリカ・イタリアーナ・シンテティチ、FIS）は、イタリアに本拠を置く製薬業界向けの有効成分を製造する医薬品製造受託会社（CDMO）。
医薬品有効成分（API）や医薬中間体の製造、プロセスの研究開発に強み。
ステータス
2024年にプライベートエクイティのBain Capitalが買収。
Bain Capital（ベインキャピタル）について
Bain Capital（ベインキャピタル）は1984年に設立された米国ボストンに本拠を置く世界的なプライベート・エクイティおよび投資会社。プライベート・エクイティ、パブリック・エクイティ、債券、クレジット、ベンチャー・キャピタル、不動産、暗号資産など、さまざまなセクター、業界、地域にまたがる投資を行う。
AIが選定した類似会社
Fabbrica Italiana Sintetici（ファブリカ・イタリアーナ・シンテティチ、FIS）の類似会社としてAIが選定した会社は以下の通り。
ＡＧＣ（旭硝子）、味の素、ダイト、シミックホールディングス、リニカル
類似会社の概要
AGC
ガラスメーカー。主な事業領域は、建築用ガラス、オートモーティブ、ディスプレイ用ガラス、電子部材、エッセンシャルケミカルズ、ライフサイエンス。主な製品やサービスは、強化ガラス、防音ガラス、ディスプレイ用ガラス、アンテナ用ガラス、車窓用ガラス、調光ガラス、遮音ガラス、特殊ガラス、TFT-LCD用ガラス基板、有機EL用ガラス、MEMS プロセス部材、光学薄膜、ポリカーボネート、苛性ソーダ、塩化ビニル樹脂、ウレタン、フッ素樹脂フィルム、フッ素ゴム、農薬原体製造受託、医薬品原薬製造受託、セラミックスなど。
主なM＆A
2016年 デンマークのバイオ医薬品原薬の開発製造受託企業（CDMO）CMCバイオロジクスを買収
2018年 Park Electrochemicalのエレクトロニクス事業を買収
2020年 イタリアのモルメド（遺伝子・細胞治療）を買収
2021年 北米建築用ガラス事業をCardinal Glass Industriesに売却
味の素
アミノ酸技術をベースに各種製品を製造する調味料メーカー。ヘルスケア事業も強化。主な製品には、調味料の味の素、ハイミー、食塩のアジシオ、和風だしのほんだし、マヨネーズ、ドレッシング、ソース、加工食品のCook Do、スープのクノール、おかゆ、即席みそ汁の素、冷凍食品、食用油、コーヒーのAGFブレンディコーヒー、サプリメント、スキンケア化粧品のJino、絶縁材料のビルドアップフィルム。オリゴ核酸や医薬品製造受託製造も強化。
主な提携先・子会社・関連会社
Ｊ−オイルミルズ、ネスレ、ハウス食品グループ、カゴメ、日清フーズ、日清オイリオグループ、日本ケロッグ、長谷川香料
主なM&A
2013年 バイオ医薬品製造開発の米アルテアを買収
2014年 米国の冷凍食品メーカーであるウィンザーの買収
2015年 味の素ゼネラルフーズを子会社化
2023年 遺伝子治療薬のForge Biologicsを買収
2024年 北米冷凍パスタ事業をSeviroli Foodsへ売却
シミックホールディングス
医薬品開発・製造受託会社。主な事業領域は、CRO（医薬品開発支援）、CDMO（医薬品開発・製造支援）、CSO（医薬品の販売支援）、SMO（治験施設支援）など。主なサービスは、非臨床試験、バイオアナリシス、品質評価試験、製剤設計、治験薬製造、バイオ医薬品分析、メディカルライティング、臨床試験、医薬品製造受託、治験薬製造受託、医薬品製剤開発、治験薬製造、コントラクトMR、治験国内管理人など。
市場規模
医薬品開発製造受託の市場規模
調査会社によると、医薬品開発製造受託機関市場規模は、2024年に2,384億7,000万米ドルと推定され、予測期間中（2024-2029年）の年平均成長率は6.74%で、2029年には3,303億6,000万米ドルに達すると予測される。
出典：https://www.mordorintelligence.com/industry-reports/pharmaceutical-contract-development-and-manufacturing-organization-cdmo-market
