国内大手のビール・飲料メーカー。サッポロビールとポッカサッポロフード＆ビバレッジが中核。
主要商品は
「サッポロ生ビール黒ラベル」、「ラガービール」、「エビスビール」、「北海道生搾り」「極ZERO」、「麦とホップ」、「99.99」、「男梅サワー」、「ポッカコーヒー」、「ポッカレモン」、「スポーツウォーター」、「ソイビオ」。
外食の「銀座ライオン」や不動産の「恵比寿ガーデンプレイス」、「銀座プレイス」も保有。
ステータス
2024年1月5日 ３Ｄインベストメント・パートナーズの持分比率が16.19%ととなり、筆頭株主へ
3Dインベストメント・パートナーズについて
3Dインベストメント・パートナーズは、シンガポールを拠点に日本特化型のバリュー投資を行う独立系資産運用会社。
2015年に設立。
「豊かな価値の向上」、「有機的・複利的・持続的な成長」、「事業に参加しているみんなの利益」、「真の成長」、「経営陣と株主のインセンティブの同一化」を目指す投資スタイルに特徴。
富士ソフト、東芝、サッポロHD、東北新社、焼津水産化学工業、APAMAN等に投資を行う。
主な公開提案は、
東芝の戦略再検討プロセスに対する当社の考え方（2022年3月）
https://www.3dipartners.com/engagement/toshiba-presentation-on-shareholderproposal-jp.pdf
貴社の飛躍的な企業価値創造のために（2022年9月）
https://www.3dipartners.com/engagement/fujisoft-presentation-on-corporate-value-enhancement-plan-jp-202212.pdf
富士ソフトの飛躍的な企業価値創造のために（2022年11月）
https://www.compoundfujisoft.com/_files/ugd/7ab171_81a21ba67f724f27afe5aef35230b51e.pdf
サッポロホールディングス株式会社が抱える課題について（2023年4月）
https://www.3dipartners.com/engagement/sapporo-presentation-jp-202304.pdf
AIが推す売却候補先
サッポロホールディングスの買収に関心を示す可能性があるとしてAIが推した事業会社は以下の通りです。
キリンホールディングス、サントリーホールディングス、アサヒグループホールディングス、ハイネケン、カールスバーグ、アンハイザー・ブッシュ・インベブ、PepsiCo（ペプシコ）、Keurig Dr Pepper（キューリグ・ドクター・ペッパー）
売却候補先の概要
キリン
国内ビール＆飲料大手。2019年にファンケルと資本提携、2023年にオーストラリアのBlackmoresを買収し、サプライメントや健康食品領域を強化中。
主要製品
一番搾り生ビール、豊潤、ラガービール、クラシックラガー、淡麗グリーンラベル、本麒麟、のどごし<生>、メルシャン、氷結、キリン・ザ・ストロング、Four Roses、生茶、午後の紅茶、FIRE、プラズマ乳酸菌iMUSE、ハイネケン、ハートランドビール、James Squire
アサヒグループHD
アサヒビールを中核とするビール、飲料大手。アンハイザー・ブッシュから欧州・豪州のビール事業を買収。主な製品は、ビール、発泡酒、チューハイ、缶カクテル、焼酎、ソフトドリンク、菓子、健康食品、サプリメント、ダイエットサポート食品、乳幼児用食品、フリーズドライ食品など
主要なブランド
スーパードライ、スタウト、オリオン、レッドアイ、ザ・リッチ、贅沢搾り、ニッカウヰスキー、WONDA、三ツ矢サイダー、十六茶、ウィルキンソン、カルピス、ミンティア、Dear-Natura、アマノフーズ、Peroni、Grolsch、Pilsner Urquell、Kozel、Schweppes
サントリーHD及びサントリー食品インターナショナル
蒸留酒、飲料大手メーカー。非上場会社のサントリーホールディングスと上場子会社のサントリー食品インターナショナルが各種商品を展開
主要製品
ボス、緑茶、伊右衛門、烏龍茶、黒烏龍茶、胡麻麦茶、DＡ･ＫＡ･ＲＡ、ペプシ、Ｃ．Ｃ．レモン、マウンテンデュー、デカビタC、オランジーナ、サントリー天然水、なっちゃん、Gokuri、はちみつレモン、サントリー天然水、ザ・プレミアム・モルツ、香るエール〈初仕込〉、 華やぐハラタウブランホップ、東京クラフト〈ペールエール〉、金麦、オールフリー、チューハイ、本格焼酎 大隅OSUMI〈芋〉本格焼酎 黒丸、壱乃國、球磨焼酎 花、神楽の舞、サントリーシングルモルト、 山崎、 白州、響、ローヤル、スペシャルリザーブ、サントリーオールド、角瓶、ザ・マッカラン、グレンフィディック、ボウモア、ラフロイグ、ジムビーム、メーカーズマーク、カナディアンクラブ、碧Ao、翠（SUI）、ＲＯＫＵ、ＨＡＫＵ、奏 Ｋａｎａｄｅ、紹興酒 蘭亭、陳十年紹興酒、曲渓、サントリーブランデーV.O、サントリーブランデーV.S.O.P、サントリーブランデーX・O、クルボアジェ、シャトー ラグランジュ、ドメーヌ、バロン ド ロートシルト、Lucozade、Schweppes
伊藤園
緑茶飲料の最大手。緑茶、麦茶、野菜飲料、コーヒーなどの飲料のほか。コーヒーチェーンはタリーズで展開。
主な製品
「お〜いお茶 」、「健康ミネラルむぎ茶」、「カテキン緑茶」、「黒豆茶」、「充実野菜」、「１日分の野菜」、「タリーズコーヒー」、「ジャスミンティー」、「黄金烏龍茶」、「TEAS’TEA」、「エビアン」、「Vivit’s」、「スタイリー」など。
飲食チェーンは、タリーズコーヒーとお茶の専門店を展開。
PepsiCo
PepsiCo（ペプシコ）は、世界最大級の食品・飲料会社。1965年にペプシコーラ社とフリトレー社が経営統合して誕生。レイズ、ドリトス、チートス、ゲータレード、ペプシコーラ、マウンテンデュー、クエーカー、ソーダストリームなどの主力ブランドで世界展開。
主なM&A
- 2023年 エジプトを拠点とする乳製品・ジュース製造卸売会社International Dairy & Juice Ltd.の48%をサウジアラビアを拠点とする乳製品会社Almaraiに売却
- 2022年 スーパーフードのスタートアップであるドイツのユア・スーパーフーズをサプリメント・プロバイダーである米国のヒーリング・カンパニーに売却
- 2022年 カロリー消費飲料メーカーであるCelsius Holdings株式8.5％を取得
- 2022年 ルーマニアのミネラルウォーター会社であるCarpathian Springsの株式20%を取得
- 2021年 トロピカーナの持分61%をPAIパートナーズに売却
Keurig Dr Pepper
Keurig Dr Pepper（キューリグ・ドクター・ペッパー）は米国に本社を置く飲料メーカー。2018年にキューリグ・グリーン・マウンテンとドクター・ペッパー・スナップル・グループの合併により誕生。JAB Holdingが筆頭株主。主要製品には、ドクターペッパー、7UP、スナップル、キューリグ、グリーンマウンテンコーヒー、A&W ルートビア、A&W クリームソーダ、bai（バイ）、カナダドライなどがある。
主なM&A
- 2023年 La Colombe Torrefactioの持分を米国のグリークヨーグルトメーカーに売却
- 2022年 栄養補助食品・サプリメント・ビタミンに強みを持つウッドボルト・ディストリビューションの株式30%を買収
- 2022年 甘味料や保存料を使わないオーガニック飲料メーカーTractor Beverageに出資
