Oterra 天然着色料メーカー

Oterraは、食品・飲料用天然着色料メーカー。
サツマイモ、ブドウの皮、スピルリナ、ニンジン、ビートルートなどの果物や野菜の濃縮物といった天然原料から着色料を製造することに特徴。
食品・飲料業界の1,600社以上の顧客に製品を販売。
元々はChr HansenのNatural Colors事業。

ステータス

2020年にプライベートエクイティのEQTがChr HansenからNatural Colors事業を買収。

EQTについて

EQT ABは、スウェーデンのストックホルムに本社を置く投資運用会社。1994年に設立。プライベート・エクイティでは北欧地域最大級。プライベート・エクイティ以外にも、ベンチャー、先物、ライフサイエンス、グロース、パブリックバリュー、インフラストラクチャー領域に投資。

AIが選定した類似会社

Oterraの類似会社としてAIが選定した会社は以下の通り。

理研ビタミン、味の素、蝶理、日本化学工業、高砂香料工業、長谷川香料、焼津水産化学工業、ユタカフーズ、佐藤食品工業、アリアケジャパン、太陽化学、扶桑化学工業、三菱ケミカルグループ

類似会社の概要

味の素

アミノ酸技術をベースに各種製品を製造する調味料メーカー。ヘルスケア事業も強化。主な製品には、調味料の味の素、ハイミー、食塩のアジシオ、和風だしのほんだし、マヨネーズ、ドレッシング、ソース、加工食品のCook Do、スープのクノール、おかゆ、即席みそ汁の素、冷凍食品、食用油、コーヒーのAGFブレンディコーヒー、サプリメント、スキンケア化粧品のJino、絶縁材料のビルドアップフィルム。オリゴ核酸や医薬品製造受託製造も強化。
主な提携先・子会社・関連会社
J−オイルミルズ、ネスレ、ハウス食品グループ、カゴメ、日清フーズ、日清オイリオグループ、日本ケロッグ、長谷川香料
主なM&A
2013年 バイオ医薬品製造開発の米アルテアを買収
2014年 米国の冷凍食品メーカーであるウィンザーの買収
2015年 味の素ゼネラルフーズを子会社化
2023年 遺伝子治療薬のForge Biologicsを買収
2024年 北米冷凍パスタ事業をSeviroli Foodsへ売却

理研ビタミン

理化学研究所のビタミンA製造部門を源流とする調味料・食品成分メーカー。主な製品は、ノンオイルドレッシング、ふえるわかめちゃんといったの海藻、和風・中華・洋風調味料、中華百選といったレトルト食品、ビタミンE、食品用乳化剤、着色料、エキス、グルテン製剤、品質改良剤、加工油脂、医薬品用原料、機能性食品用原料、食品用品質改良剤、化成品用改良剤、添加剤など。
主なM&A
2008年 キッコーマンと資本業務提携

日本化学工業

化学材料メーカー。主な製品は、工業薬品原料、食品添加剤、医薬原料、分析試薬、金属表面処理に使用されるリンやめっき、耐火レンガ、顔料に使われるクロム、土壌硬化材、食品ろ過材原料であるシリカ製品など。重クロム酸ナトリウム、重クロム酸ナトリウムカリウム、クロム酸、酸化クロム、珪酸ソーダ、珪酸カリ、珪酸リチウム、リン酸、ポリリン酸、ピロリン酸ソーダ、ヘキサメタリン酸ソーダ、有機リン化合物、炭酸バリウム、硝酸バリウム、水酸化バリウム、硫酸バリウム、塩化バリウム、電子セラミック材料、電池材料向けの難燃剤、ホスフィンガス、赤リン、ヒシコーリンなど

蝶理

東レ系の繊維・化学商社。繊維、化学品、機械が主軸。取り扱い商品は、合繊原料、ポリエステル、ナイロン糸、ファブリック、不織布、レディースファッション、メンズカジュアル、ユニフォーム、ビジネスウェア、スポーツ衣料、リサイクルポリエステル糸、ウレタン、リン酸塩、ガラス基板原料、医薬原薬、中間体、食品添加物、飼料原料、輸送機器、農業用機械、建設機械、産業機器など。
主なM&A
2015年 ミヤコ化学を買収
2016年 繊維原料製造会社のスミテックス・インターナショナルを買収

長谷川香料

食品成分・香料会社。フレーバーとフレグランスに強み。主な事業領域は、エッセンス、食品用油性香料、食品用乳化香料、食品用粉末香料、食品用抽出香料、香粧品香料、香粧品製品、合成香料、スキンケア・ヘアケア・ボディケア製品香料、シーズニング、エキストラクト、フルーツ加工品、天然色素、天然フレーバー、マスキング素材、炭酸感増強香料、抗菌剤など。主な自社ブランドは、ハセアロマ、まるかじりフレーバー、マスキングフレーザー、炭酸エンハンサー、シェフアロマ、ナノリスなど。
主なM&A・提携
2015年 味の素と発酵フレーバーで提携
2017年 米国の香料会社FLAVOR INGREDIENT HOLDINGSを買収
2020年 米国の食品香料メーカーのMISSION FLAVORS & FRAGRANCESを買収

高砂香料工業

食品成分・香料会社。飲料、冷菓、デザート、菓子、ベーカリー、オーラルケア向けのフレーバーや香水、化粧品、シャンプー、洗剤、柔軟剤向けのフレグランスに強み。主な事業領域は、セイボリー、香料、芳香剤、光学活性香料、冷・温感剤、メントール、医薬中間体、触媒など。
主なM&Aと提携
2014年 米国のアミリス社とスイスのエボルバ社と提携
2016年 香料原料の米CIT社を買収

焼津水産化学工業

調味料メーカー。主な事業領域は、調味料、調味料素材、機能性素材、乾燥加工食品、水産物などの製造。主な製品は、つゆ、スープ、液体調味料、シーズニングオイル、カツオエキス、昆布エキス、ホタテエキス、カニエキス、オイスターエキス、鰹節、昆布、煮干、雑節、機能性飲料、サプリメント、培地、化粧品、キチン、キトサン、キチンオリゴ糖、N-アセチルグルコサミン、ふりかけ、即席麺、お茶漬け、カニかまぼこ、スナック、冷凍マグロなど。
主なM&A
2024年 いなば食品がTOB

扶桑化学工業

化学素材メーカー。主な事業領域は、果実酸、食品添加物、機能性化学品、電子材料など。主な製品は、リンゴ酸、クエン酸、グルコン酸、酒石酸、マレイン酸、イタコン酸、スルファミン酸、果実酸類、果実酸製剤、酸化防止剤・麺皮用製剤、惣菜用製剤、豆腐用製剤、防錆剤、切削油、有機酸、L-アスコルビン酸、超高純度コロイダルシリカ、高純度オルガノゾル、シリカナノパウダー、高純度有機酸など
主なM&A
2014年 有機酸事業を三井化学から買収

アリアケジャパン

調味料メーカー。主な事業領域は、畜産系天然調味料、、魚介系調味料、野菜系調味料、食品エキスの製造販売。主な製品は、ガラスープ、ラーメンスープ、ちゃんぽんスープ、ブイヨン・コンソメ、デミグラス・フォンドヴォー、ディアスープ・ホワイトソース、カルボナーラソース、ミートソース、つゆ、調味油、ラーメンオイル、黒マー油、ファージャオオイル、練りごまなど。主な製品ブランドは、行列自慢、有明鳳凰、インフュージョン・ブイヨンなど。

三井物産

総合大手商社。事業領域は、金属資源、エネルギー、機械・インフラ、化学品、鉄鋼製品、生活産業、次世代機能。
主な上場関連会社:DM三井製糖HD、かどや製油、フィード・ワン、スターゼン、りらいあコミュニケーションズ
主なM&A
2014年 三井情報を子会社化
2018年 豪州のガス開発会社AWEを買収
2018年 ブラジルの穀物事業から撤退
2019年 マレーシアの病院グループIHHに出資
2023年 米国の化学品大手セレニーズからオランダの高機能甘味料メーカーであるニュートリノバを買収

佐藤食品工業

天然粉末エキスメーカー。粉末技術に強み。主な製品は、茶エキス、植物エキス、天然調味料、粉末酒など。粉末にしている茶、お酒の種類は、緑茶、ほうじ茶、烏龍茶、ジャスミン茶、紅茶、玄米茶、麦茶、ルイボス茶、抹茶、ウォッカ、ラム、ブランデー、ワイン、清酒、みりん、鰹節、昆布、椎茸、酢、魚介、香味野菜、栗、桜葉、果物など。主要取引先は、伊藤園、三菱商事ライフサイエンス。

太陽化学

食品成分や化成品素材メーカー。主な事業領域は、ニュートリション事業、インターフェイスソリューション事業、ニュートリション事業、ナチュラルイングリディエント事業。主な業務は、乳化剤の開発製造、健康機能性素材の開発製造、卵素材の開発製造、加工食品の製造、化粧品・トイレタリー向け素材の開発製造、化成品向け素材の開発製造。主な製品は、乳化安定剤、スーパーエマルジョン、抗酸化剤、グアーガム分解物、L-テアニン、カテキンなど緑茶抽出物、ビタミン製剤、アムラ、粉末卵、液卵、たまご風味調整剤、マイクロ波加工品、さつまいも加工品、増粘安定剤、品質改良剤、ポリグリセリン脂肪酸エステル、洗浄剤、毛髪改質剤、抗菌剤、油剤、呈味調整剤、チラバゾール、アワブレークなど。

仙波糖化工業

東洋水産系の食品原料メーカー。主な事業領域は、カラメル製品、乾燥製品類、凍結乾燥製品、冷凍製品、粉末製品、造粒製品などの製造販売。主な製品は、カスタードプリン用カラメル、カラメルソース、粉末茶、粉末醤油、粉末山芋、凍結乾燥野菜、フリーズドライ、冷凍和菓子、冷凍山芋、コーンスープ、粉末ソース、着色料など。

三菱ケミカルグループ

総合化学会社。主な事業領域は、化学製品、産業ガス、リチウムイオン2次電池材料、ヘルスケアなどの分野で事業展開。主な製品は、機能性樹脂、ディスプレイ用部材、ポリマー、サステイナブルポリマーズ、アセチルポリマーズ 、パッケージング、フィルム、エンジニアリングプラスチック、インプラント用素材、食品包装材、炭素繊維、複合材料、乳化剤、ビタミンE、電解液、負極材、MMAモノマー、メタクリル酸、メタクリル酸エステル、基礎化学品、ポリオレフィン、コークス、カーボンブラック、医薬品(中枢神経、免疫炎症、ワクチン、糖尿病、再生医療)など。主な子会社に日本酸素HD、三菱化学、田辺三菱製薬など。
主なM&A
2014年 大陽日酸を買収
2016年 日本合成化学工業、日本化成の買収
2017年 三菱レイヨン・三菱化学・三菱樹脂が経営統合
2020年 UBEとリチウムイオン二次電池用電解液事業を統合

ユタカフーズ

東洋水産系の調味料メーカー。主な事業領域は、調味料及び麺類の製造販売。主な製品は、だし、つゆ、しょうゆ、鰻のたれ、ミニソース、麺類など。東洋水産が主要な取引先。

東洋水産

即席ラーメン大手。主な製品は、カップめん、即席ラーメン、焼きそば、うどん、そば、チルド食品、冷凍食品、冷凍野菜、冷凍麺、ライスバーガー、冷し中華、パスタ、チルド麺、餃子、シュウマイ、ワンタン、フリーズドライスープ、魚肉ソーセージ、いくら、たらこ、まぐろ、かに、えび、スリ身、サワラ、ししゃも、いか、たこ、加工食品、水産食品など。主な製品ブランドは、赤いきつねうどん、緑のたぬき天そば、麺づくり、ごつ盛り、マルちゃん正麺カップ、QTTA、マルちゃんラーメン、マルちゃん正麺、ZUBAAAN!、ソース焼そば、あったかごはん、素材のチカラ、ワンタンスープなど。
主な子会社や関連会社 ユタカフーズ、仙波糖化工業

市場規模

食品成分の市場規模

調査会社によると、世界の食品素材市場規模は、2021年には2,702億ドル。2022年から20311年までの年平均成長率は5.8%で、2031年には4,754億ドルに達すると予測されている。
出所 https://www.alliedmarketresearch.com/food-ingredients-market-a11028

関連記事

  1. Acrotec Group スイス時計メーカーのムーブメントを製造する会社

  2. BayoTech オンサイト水素製造会社

  3. Natural Fruit Company スペインの柑橘類生産会社

  4. Q-Park 欧州の大手駐車場管理会社

  5. 壮関 素材菓子メーカー

  6. St-Méthode Bakery カナダの著名製パン会社