INWは、米国に本社を置く栄養補助剤やニュートリション製品の製造受託会社。
原料調達、カスタム処方と製造、パッケージング、物流のサービスもカバー。
粉末、液体、カプセル、錠剤、ジェル、フードバー、クリーム、ローションなどの多様な形態の成分の開発製造に強み。
健康食品、機能性食品、免疫サポート、スキンケア、ペットケア分野の顧客にサービスを提供。
自社ブランドとして、ミツバチ由来のプロポリス、ビタミン、ミネラル、サプリメント、セイロンティーのルアカ茶（Luaka Tea）も販売。
ステータス
2021年にプライベートエクイティのCornell CapitalがRosewood Private Investmentsから買収。
Cornell Capitalについて
Cornell Capital（コーネル・キャピタル）は米国を拠点とするプライベート投資会社。消費財、金融、産業、ビジネスサービス領域への投資に強み。バイアウトとグロース・エクイティの両面から投資が可能。
AIが選定した類似会社
Innovations in Nutrition + Wellness (INW)の類似会社としてAIが選定した会社は以下の通り。
ファンケル、味の素、ロート製薬、富士フイルムホールディングス、カゴメ、大塚製薬、キッコーマン、ハーバー研究所、アサヒグループ、森下仁丹
類似会社の概要
味の素
アミノ酸技術をベースに各種製品を製造する調味料メーカー。ヘルスケア事業も強化。主な製品には、調味料の味の素、ハイミー、食塩のアジシオ、和風だしのほんだし、マヨネーズ、ドレッシング、ソース、加工食品のCook Do、スープのクノール、おかゆ、即席みそ汁の素、冷凍食品、食用油、コーヒーのAGFブレンディコーヒー、サプリメント、スキンケア化粧品のJino、絶縁材料のビルドアップフィルム。オリゴ核酸や医薬品製造受託製造も強化。
主な提携先・子会社・関連会社
Ｊ−オイルミルズ、ネスレ、ハウス食品グループ、カゴメ、日清フーズ、日清オイリオグループ、日本ケロッグ、長谷川香料
主なM&A
2013年 バイオ医薬品製造開発の米アルテアを買収
2014年 米国の冷凍食品メーカーであるウィンザーの買収
2015年 味の素ゼネラルフーズを子会社化
2023年 遺伝子治療薬のForge Biologicsを買収
2024年 北米冷凍パスタ事業をSeviroli Foodsへ売却
アサヒグループHD
アサヒビールを中核とするビール、飲料大手。アンハイザー・ブッシュから欧州・豪州のビール事業を買収。主な製品は、ビール、発泡酒、チューハイ、缶カクテル、焼酎、ソフトドリンク、菓子、健康食品、サプリメント、ダイエットサポート食品、乳幼児用食品、フリーズドライ食品など
主要なブランド
スーパードライ、スタウト、オリオン、レッドアイ、ザ・リッチ、贅沢搾り、ニッカウヰスキー、WONDA、三ツ矢サイダー、十六茶、ウィルキンソン、カルピス、ミンティア、Dear-Natura、アマノフーズ、Peroni、Grolsch、Pilsner Urquell、Kozel、Schweppes
大塚ホールディングス
医薬品・機能性飲料・食品メーカー。大塚製薬が中核。医薬品は中枢神経領域、循環器・腎領域、胃炎・胃潰瘍治療剤、外用殺菌消毒剤に強み。機能性食品、加工食品やサプリメントも手掛ける。主な製品には、抗精神病薬抗、抗精神病薬、情動調節障害治療剤、パーキンソン病治療剤、ADPKD治療剤、抗血小板剤、抗悪性腫瘍剤、胃潰瘍治療剤、結核化学療法剤、アトピー性皮膚炎治療剤、アレルギー性鼻炎薬、殺菌消毒剤、便秘薬、胃腸薬、尿モレ、痛鎮痛剤、スキンケアなど。
主要なブランド
レキサルティ、エビリファイメンテナ、ニューデクスタ、ニュープロ パッチ、サムスカ、ジンアーク、プレタール、ロンサーフ、アブラキサン、ティーエスワン、ムコスタ、デルティバ、モイゼルト、ビラノア、オロナイン、サラリン、ソルマック、ハルンケア、ゼノール、UL・OS、オロナミンC、ポカリスエット、ファイブミニ、チオビタ、ワンダ、カロリーメイト、ザ・カルシウム、ソイジョイ、ボンカレー、マンナンヒカリ、ネイチャーメイドなど
上場関連会社
アース製薬、ニチバン
主なM&A
2014年 アルツハイマー型認知症薬開発のアバニアを買収
富士フイルムホールディングス
医療機器・化学メーカー。主な事業領域は、フォトイメージング、光学、電子映像、ヘルスケア、高機能材料、グラフィックシステム、ドキュメンテーションなど。主な製品やサービスは、インスタントカメラ、ラボプリントサービス、フィルム、デジタルカメラ、ミラーレスカメラ、レンズ、MRI、CTシステム、X線画像診断システム、内視鏡システム、超音波診断装置、IVD、臨床検査、低分子医薬品、バイオCDMO、細胞培養培地、機能性化粧品、サプリメント、ヘアケア製品、有機ELタッチパネル用材料、産業機材、半導体プロセス材料、高機能化成品、印刷用材料、インク、カラー複合機、カラープリンター、モノクロ複合機、プロダクションプリンター、産業用インクジェットなど。
主なM&A
2015年 iPS細胞製造の米国のセルラーを買収
2016年 和光純薬工業を武田薬品工業から買収
2018年 ENEOSホールディングスの細胞培養地事業を買収
2019年 日立製作所の画像診断事業を買収
ファンケル
化粧品・健康食品・サプリメントメーカー。商品は通信で販売。主な製品は、無添加化粧品、クレンジング・洗顔、スキンケア、ベースメイク、ポイントメイク、日焼け止め・ボディケア、ヘアケア、ベビーケア、健康食品、機能性表示食品、サプリメント、ビタミン、ミネラル、カルシウム、コラーゲン、乳酸菌、アミノ酸、ブルーベリー、発芽玄米、青汁、ショーツ等の肌着、雑貨など。主なブランドは、ファンケル、アテニア、ボウシャ、内脂サポート、カロリミット、ファンケル発芽米、えんきん
主なM&A
2019年 キリンホールディングスと資本業務提携
キッコーマン
世界的な醤油メーカー。主な製品には、しょう油、調味料、みりん、料理酒、つゆ、ぽんず、だし、たれ、ケチャップ、ソース、オイル、トマトジュース、野菜ジュース、豆乳、スープ、ワイン、梅酒、リキュール、和食料理の素、大豆麺、加工穀類など。主なブランドには、キッコーマン、マンジョウ、具麺、わが家は焼肉屋さん、デルモンテ、トマトケチャップ、キッコーマン豆乳、ソラリス、うちのごはんなど。
主なM&A
2020年 キリンHDからブラジルの食品事業を買収
カゴメ
トマト加工食品メーカー。トマトジュースは圧倒的なブランド力。トマトの垂直統合モデルを展開。主な製品は飲料、乳酸菌、食品、トマトケチャップ、トマト調味料、ソース、パスタソース、スープ、鍋用つゆ、生鮮トマト、ベビーリーフ、野菜、農産加工品、業務用冷凍商品、園芸商品、種子など。直営大型菜園も運営。主なブランドは、野菜生活100、トマトジュース、野菜一日これ一本、野菜ジュース、ラブレ、カゴメソース、アンナマンア、GREENS グリーンスムージー。
ハーバー研究所
無添加化粧品・健康食品メーカー。化粧品のOEM受託も行う。主な製品は、クレンジング、洗顔、化粧水、スペシャルケア、UVカット、メンズコスメ、ベースメイク、ポイントメイク、ネイル、ヘアケア、ボディケア、シャンプー、石鹸、プリメント、ビタミン、ミネラル、低カロリー甘味料など。主なブランドは、HABA、スクワラン、マービーなど。
森永製菓
菓子食品大手メーカー。エンゼルマークで有名。チョコレート、ビスケット、スナック、ケーキミックス、クックゼラチン、フリーズドライ食品、アイスクリーム、プロテインパウダー、健康食品などを手掛ける。
主力製品
チョコボール、ダース、カレ・ド・ショコラ、小枝、ベイク、森永ビスケット、エンゼルパイ、マンナ、パックンチョ、おっとっと、ポテロング、ミルクキャラメル、ハイソフト、ハイチュウ、森永ラムネ、森永ココア、ジャンボ、アイスボックス、ザ・クレープ、in ゼリー、in バープロテインなど
明治ホールディングス
食品及び医薬品を手掛ける大手メーカー。菓子・アイス、乳製品・加工食品、食品・飲料、健康栄養食品、医療用医薬品などを手掛ける。
主要製品
チョコレート（ミルクチョコレート、アーモンドチョコレート）、グミ、キャンデー、ガム（キシリッシュ）、スナック、ビスケット、アイス、フローズンデザート、牛乳（明治おいしい牛乳）、乳飲料、ヨーグルト（ブルガリアヨーグルト）、プロバイオティクスヨーグルト、チーズ（明治北海道十勝チーズ）、バター・マーガリン、クリーム、飲料、カレー・スープ、チルド、冷凍食品、ベビー食品、粉ミルク、健康食品、スポーツ栄養食品、プロテイン（SAVAS)、、うがい薬、抗うつ薬（リフレックス）、統合失調症治療薬（シクレスト）、抗菌薬（メイアクト）、アレルギー（ビラノア）、インフルエンザワクチン、抗悪性腫瘍剤（ハイヤスタ錠）など
主要なM&A
2009年 明治製菓と明治乳業が経営統合
2019年 明治ケンコーハムを米久に売却
2021年 Meiji Seikaファルマの農薬事業を三井化学アグロに売却
市場規模
栄養補助食品・サプリメントの市場規模
調査会社によると、世界の栄養補助食品（サプリメント）市場規模は2023年に1,775億米ドルと推定され、2024年から2030年まで年平均成長率（CAGR）9.1％で成長すると予測されている。
出所 https://www.grandviewresearch.com/industry-analysis/dietary-supplements-market
プロテインサプリメントの市場規模
世界のプロテインサプリメント市場規模は2022年に58億3000万米ドルとなり、2023年から2030年にかけて年平均成長率（CAGR）8.0％で成長すると予測されている。
出所 https://www.grandviewresearch.com/industry-analysis/protein-supplements-market
